北欧物語の旅(A)

スウエーデンの朝のゆったりした時間

昨年イタリアに行ったとき乗り継ぎ(関西国際空港・ロンドンヒースロー空港)の飛行機にはほとほと疲れた。

本年もそうかなと思っていたが、今年のように楽な飛行機時間はなかった。チャター機であったせいもあろうか。

先ずは腰掛けて数時間、尻が痛くなったら座禅姿で数時間、を繰り返し、エンジンの後ろで喧しくて仕様がないのでiPodで高音量で聞くとそれが緩和され心地よくなるので、うつらうつら、そのうちに着いちゃた。気分爽快。

ストックホルムに着いたら歓迎会。こんな経験初めて。シャンパン・ワインにスモークサーモン。音楽。みんなご満悦。小生は食うより写真の被写体に没頭。まだ試写の段階。どうもうまく被写体がつかめない。飲まず食わずで終わった。無論カロリー過多を恐れてのこともあった。

そこでの案内人のおっさん博学で顔が広いようだ。高級通訳もしているらしい。写真もお手の物。ノーベル賞受賞式場の2階のダンスホール場でポーズをつけて妻と写真を撮ってくれた。嫌がっていた妻を引っ張り出してようやく撮ったが、家に帰ってプリントしたのを見て感激し機嫌が良く義兄弟の嫁の集まりに見せると言って昨日持って行った。折角50万かけて行ったのであらゆる経験と見聞を広めてこなくては・・・・。

さすがは福祉の国、朝から老人が公園のいすに座ってゆったりと新聞を読む姿、手押し車につかまって散歩する姿、穏やかで乞食も見ず、ゆったりとした時間が流れているようである。