北欧物語の旅(B)

スウーェデン・デンマーク・ノルーウエーは、1国だった時があった。後、3国へ分離したとの事、3国ともお金の単位はクローネで1クローネは20円〜25円である。たとえばスウエーデンだったら1スウエーデンクローネは、20円と言うふうに換算する。ヨーロッパは、ベッドメイクに枕銭を少々置くが3国はそれを置いてもいいし置かなくてもいいようである。チップっと言う感覚がない。面倒なことがなくスッキリしたものであり、国民がこせこせしてなく人生を楽しむと言ったところである。

魅力は、社会保障あり福祉である。学校も大学までただ。医療もただ。等々。ただ、一定の成績を取らないともう一回その学年をやるという事である。自分が何をやるかで学習が決まっていくようである。だから人間がこせこせしていない。他のEU諸国よりホテルも進んでいて全部薄型テレビである。残念な事にあるホテルでは、ニュースを見るにしても金がいる所もあった。どっちみち話す事は分からないが画像だけでも予測がつく。と言うふうにまだ聞きたいこと、見たいことも沢山ある。ホームレスには1戸建てのハウスが用意してある。老人ホームは、建ててある。乞食が居ないはずだ。人間中心の社会だ。日本が真似たら大変なことになるし、摘み食いしても大変なことになる。日本の議員を特別立法を創って数年間体験研究させて日本型の社会保障・福祉等々を政治に取り入れなければ、それこそ日本は窮地に追い込まれることになる。もっと国民性を体験研究してみたかった。観光とも深いつながりがある事は言うまでもない。

25パーセントの消費税でも悠然としているし、高い物価にも(ミネラルウォーター500円~600円、ビール小さなビン・小ジョッキで600数十円、)不平そうな顔も見せず買い物をしている。換金した金もすぐ底をついた。ちょっとしたポロシャツを買ったら1万数千円。1〜2万円の換金でいいだろう思ったらなんのその、相当の換金かカードの支払いでないと予算が狂う。もしいくならその事を頭に置いておかないと大変なことになる。ユーロを持っていくのもいいだろう。

スウェーデンデンマークが鉄橋で連結していることも知らなかった。デンマーク風力発電の先進国である事も知らなかった。海に数十の風力発電が回っていた。年に数回の海水浴を楽しんでいた。

4時に夜明け10時過ぎに日が沈む(サマータイムもある)国。刺すような太陽の当たり方。人々は、今ぞとばかり太陽に当たっていた。我々は日陰でないと過ごせない。晴れる事が数日しかない国々である。納得。